今どき、生徒の髪のチェック?「地毛証明書」問題に思うこと。

都立高校の約六割で

「地毛証明書」

なるものを生徒に要求したことが話題を呼んでいます。

中には生徒の幼少期の写真の提出を要求する学校もあったそうです。

最初にこのニュースに接した時

「ええ…うそでしょ、平成も終わろうかっていう時にそんな時代錯誤なことやってるなんて」

と思ったのですが、どうやらやっている学校側は私立校との競争が激しく、公立校もきちんと生徒を指導しているということを

アピールするために大真面目でこうしたことを行っていたようです。

私が中学生、高校生だった頃を思い出ました。

中学校は高率だったため髪の毛の色の指導は当たり前のようにあり、

高校は私立でしたがやはり中学ほど厳しくはないものの髪染めは禁止されていたように思います。

しかしそんなことが問題なのではなく、そもそも黒髪や直毛がどうして真面目の証明になるのか、

学校側がきちんと説明していないことが問題ではないかと思います。

私自身はくせ毛ですが、学生時代は非常にくせが強かったため友人たちに

「パーマかけてるみたい」

とよく言われたものです。

なぜか先生たちの咎められることもありませんでしたが、髪がうねっていると不真面目な生徒、ということになるのでしょうか?

直毛なら、黒髪の生徒なら問題行動を起こさないという確かな根拠でもあるのでしょうか?

髪の毛の問題にかかわらず、私自身は大学に入るまで意味不明な校則に不快な思いをさせられ続けてきました。

教材を入れるのに中身が見えない入れ物を用いてはいけないとか、学校にCDを持ってきてはいけないとか、よくわからないものばかりです。

どうしていけないのか説明してくれ、と教員に詰め寄った生徒もいましたが、納得のいく説明はなく、

ただそういうことになっているからというだけの理由で従うことを強制させられました。

今回のことも、髪の色云々だけでなくもっと根深い問題なのは、よくわからない。

合理性のない規則や校則で精との自由な自己表現が妨げられることだと思います。

今回このニュースが取り上げられたことで、髪の色については生徒に何も強制しない、とする都立高が出てくるかもしれませんが、

ついでに意味不明な規則を生徒に押し付けていないかどうか、校則を総ざらいしてチェックすればいいと思います。

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